Helium vs Adrenaline20

satodoo123

2010年03月24日 00:14

冬キャンも終盤に差し掛かっていますが

冬キャン及び春/秋用シュラフについてあれこれ・・・

サヒナでのキャンプは貸切だった為、色々検証してみる時間がありました


まずは彼女用シュラフ

Marmot:women's Helium

Insulation :850FP Goose Down
Temperature Rating :-9℃
Style :Mummy
Weight :822g
Material :Pertex Quantum N-090 Taffeta

全体像はこんな感じ
パツンパツンの反発力が魅力です
サイドのジッパーは胸下まで開放可能
ダブルファスナーで下からも開けることが可能
足元の温度調整は不向き

一方のdoo用は・・・

Golite:Adrenaline20

Insulation :800FP Goose Down
Temperature Rating :-7℃
Style :Mummy
Weight :818g
Material :Pertex Endurance

特徴的なセンタージッパーはみぞおち辺りまで開放可能
防水Partexの付いた頭部&足元はテント内での濡れに効果があると思われます
足元の温度調整は不向き

センタージッパーは非常に使い勝手がよく、寝るときにジッパーを閉めやすい、
テント内部で動くのに動きやすい等の特徴があります

ロフト感比較
(Helium)

(Adrenaline20)


収納サイズ比較


右:Helium
左:Adrenaline20
Adrenalineの方が若干小さくなります

こうやって書くとAdrenalineが非常によく見えますが
Heliumのロフト加減は半端なく良い!
ボックス構造なのか(違ったら失礼)ダウンの加減が非常によろしい。
一方のAdrenalineはシングル構造&800FPという数値からも若干ロフト加減が劣ります

また、縫製に関して言えばMarmotの縫製は非常にしっかりしています
お世辞にもGoliteの縫製は良くない
同じ中国製とはいってもこれほどまでに違うのかとびっくりします
マテリアル的にAdrenalineの生地はダウンが突き抜けやすいのかもしれません

頭部比較


どちらも頭周りはしっかりとダウンが詰まっており快適
ドローコードはHeliumの方が使いやすい
Adrenalineのドローコードは2箇所あり締めづらい


どちらも一長一短あり甲乙つけがたいのだが、
これから買う人に勧めるとすればやはりMarmotだろうか?

この温度帯のシュラフはインナーなどで寒さ対策をすれば
かなりの時期使えるものだと思う
実際、-10℃前後のキャンプでは寒くて辛いと思ったことがないですよ~




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